day's photo.

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今日はちょっと「写真」はお休みして
ご質問いただいていた「ミニチュア(ジオラマ)写真」の『作り方』に関して書いてみます。

最初にお断り…『作り方』と書きましたが、その理由は

基本的に「ミニチュア(ジオラマ)写真」は「大判カメラ」(よく写真館とかで使われる黒布を被って撮影するカメラです。)や、
もしくは「高価な35mm用シフトレンズ」や「特殊な機材」を使って撮影しないと撮れない写真なのですが、
「Photoshop」で(あくまでも)擬似的に「それっぽい写真」を作ることは出来ます。

まず、基本的な話を…

『なぜミニチュア(ジオラマ)のように見えるか。』
普通、35mmカメラで広角レンズを使って「ワイドな風景」や『広い範囲』を写すと「あまり」絞りを「絞らなくても」
全体に「ピントが合って見えます。」
その反対に、35mmカメラで望遠レンズを使って「風景の一部」や『狭い範囲』を写すと「かなり」絞りを「絞っても」
全体に「ピントが浅くフォーカスポイント以外はボケて見えます。」
これらの常識を「反対」に操作すると、その「視覚効果」によって「ミニチュア(ジオラマ)」のように「見せかける」ことができるのです。

簡単に説明すると…

まず「肉眼」で遠〜くの景色を眺めてみてください。
遠くの「1点」を見ているだけなのに「視野全域」で景色が「ハッキリくっきり」見えてる「気が」しますよね!
では、今度は「目の前に」なんでもイイので…あ!じゃあケータイ電話をかざし、ボタンの文字がハッキリ見える限界まで
顔に近づけてみてください。
ボタンの文字(というかケータイ本体)はハッキリ見えるのに、それ以外の視野の中にあるものは(たとえば後ろにある家具など)
すべて『ボケて』いますよね?

つまり、人の視覚は「遠くのモノ」を見ている時は全域でハッキリ見えている錯覚をします…『ピントが深い』
反対に「近くのモノ」を見ている時はハッキリ見える範囲が狭い…『ピントが浅い』のです。
よって「風景」のような広範囲な被写体に対し「手元の小さいモノ」を見ているような「ピントの浅い」状況を創り出せれば
あたかも「手元のミニチュア(ジオラマ)」を見ているような「なんちゃって写真」が作れるのです。^^

「大判カメラ」の説明をしても仕様がないのですが、
「大判カメラ」はその構造上、仮に
『f64』とか、物凄く絞りを絞っても「ピントの範囲」を極端に「浅く」出来ますし
『f1.4』とか、物凄く絞りを開けても「ピントの範囲」を極端に「深く」出来たりします。
これをレンズの『アオリ』操作と言いますが…覚える必要はありません。(じゃあ書くなぁ〜)
ちなみに「アオリ操作」は通常、ピントを合わせる為や深度を深める為に使うコトが定説(?)なので、
こうゆう「ミニチュア写真」のようにピントを浅くする場合は「逆アオリ」といいます。

あ!そうだっ!「大判カメラ」と言えば、以前の記事
〜『今日は暗いから、絞りを開け気味にして露出を稼ぐしかないか…足りないピントはアオリで…。』〜
なんて書いていましたっ!

完璧に話が逸れてしまいました…すみません。では、本題!
「Photoshop」で一番簡単に「ミニチュア(ジオラマ)写真」を作成する方法を書こうと思いましたが、
いくら簡単でも文章にするとややこしいので操作画面をキャプチャームービーにしてみました。

なお、このムービーは「QuickTime形式」で作成しております。
「Mac」をお使いの場合は問題ないのですが、「Windows」をお使いの方で、なおかつPCに「QuickTime」がインストールされていない場合、
ご覧いただく為には、Appleのホームページから「QuickTime Player Windows版(無償)」をダウンロードしていただく必要がございます。

*ダウンロードサイトは「コチラ」です。

では、「なんちゃってミニチュア写真作成法」の始まり〜始まり〜!(爆)   →→→START!


…どうでしたかぁ〜!^^
簡単だったでしょ!この操作画面は「Photoshop CS3」なのですが
本当は「フィルター」の中に「ぼかし(レンズ)」というフィルターがあって(Photoshop CSから搭載)、こちらのほうが、より「それっぽく」創れます。
しかしながら「選択範囲の保存」やら、上の「作成法」のように「何度でもやり直せる…」と言った点では厄介なのです。
なので「超カンタン」なやり方を紹介させていただきました!m(__)m

引き続き「More…」もご覧頂ければ幸いです。





【ご注意】
「写真」は「奥行き」がある「風景」を撮ったとしても、所詮タテ・ヨコの「2D(2次元)」の世界です。
よって前述の「特殊なカメラやレンズや機材」で撮影の段階で「ピント(被写界深度)」を操作しない限り、真横から「水平」に近い状態で撮った写真に、
ご覧いただいた「なんちゃって作成法」を施しても、下のような「奥までピントがあってるのに、上下がぼけてる」といった「変な写真」になってしまいます。
(まぁ「なんちゃって作成法」のグラデーションの引き方をレイヤーマスクに対して『タテ』にすればなんとかなるのですが…)

なので、なるべく「俯瞰」気味に撮影した写真で「遊びましょう!」(^^)
Tips_e0117517_644211.jpg


【作例】ヘタクソですが…。
下の写真は「なんちゃって作成法」ではなく「ぼかし(レンズ)」フィルターで作成したものです。
Tips_e0117517_653235.jpg

他にも…
こんなんや…

こんなんも…

さらに…Tips 2…?   m(__)m
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by asdpc | 2008-01-12 06:28 | CREATIVE