day's photo.

メンテナンス顛末記(爆)


実 は …
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以 前 か ら ち ょ っ と 気 に な っ て い る 事 が あ り ま し て …




それは、D800導入時に購入した超コストパフォーマンスに優れたレンズ【AF-S Nikkor 50mm f1.8G】の後ピン現象です。
と言っても、それに気付いたのは結構最近。(^^;) もともとお散歩スナップ専用みたいな使用状況でしたのであまり気にしていなかった事もありますが…。(汗) で…つい最近、このレンズでモデルさん撮影をしたのですが、スタジオでの撮影と言う事もあり、絞りをそこそこ絞って使っている場面では特に問題もありませんでしたが、その撮影の際、引きから寄りにと徐々にモデルさんに近付きながら撮影し、最後のカットで1mくらいまで寄った時の事でした。(基本、これくらい寄りの絵なら、普通は距離は詰めず85mmを使っています。^^;) 急遽「モデリングランプの光だけで撮ろう!」て事になり、それなら…て事で、絞りを開放にし斜め向きのモデルさんの手前側の目にAFでピントを合わせシャッターを切りました。直後の確認画像を見て愕然!液晶画面に再生された画像は老眼鏡無しでも分かるほど「奥側の目」にピントが来てる『後ピン』現象が発生していました!その時は即座にマニュアルフォーカスに切り替えて事なきを得ましたが、後日「被写体までの距離50cm〜1m」「開放付近のF値」でいろいろ撮ってみましたが、やはり明らかな後ピン。(^^;) まぁスナップの際にはそんなに寄って撮る事も無いし、スナップの距離感だと大抵は被写界深度に収まっていたのだと思いますが、こうはっきり現象が確認出来てしまったら、これはやはり放ってはおけません。

そこで、D800の設定にある『AF微調節』機能で調整しようかな…と思い、ほとんど開いた事の無いマニュアルを開き『AF微調節』の項目を確認したところ…

マニュアルには「通常はAF微調節を行う必要はありません。」とか「AF微調節を行うと、レンズの無限遠側または至近側でピントが合わなくなる場合があります。」なんて、ちょっと怖い事も書いてあるではありませんか!(@@;) 基本ビビリな性格なのでマニュアルはさっさと箱の中に戻し今日まで放置。(笑) でもやはり気になりますし、かと言って、わざわざサービスセンターに持ち込むのも面倒…(。_°☆\(- - ) バシっ!…て言うか、低価格なレンズにわざわざ…しかもレンズもボディも保証期間切れてるから、有償でそこそこ掛かるし、…といろいろ悶々としておりましたが、やっぱこれからもこのレンズ使いたいし、気にしながら使うのも精神衛生上良くないし…てあれこれ悩みながらネットを検索していたら、なんと!とっても簡単かつ有効な方法で『AF微調節』機能を活用されている写真家さんを発見!!!その方の行っている方法でAF微調節にチャレンジする事にしました!



そ の 方 法 と は …






■セッティング

1:テスト撮影の被写体となるペットボトルを3本、1cmずつズラして配置。(左から、前・中央・後)

注1)本来ならテストチャートとかでキッチリ調節しなければいけないとは思いますが、目盛り見ながら調節するとあっち行ったりこっち行ったりでなかなか結論に辿り着けないので…。(^^;)
注2)その写真家の方は、風景写真家の方なので山の稜線を被写体にし調整をしているとの事でした。

2:カメラ(フィルム面)から中央のペットボトルまでの距離は1m。もちろんカメラは三脚に乗せ、水平垂直をとる。


以上。(爆)



■テストシュート!!!

1:まず、AFのフォーカスポイントは中央に設定しておきます。今回の場合は「おいしい炭酸水」の『酸』の辺りにフォーカスポイントを置いています。次にファインダーの位相差AFは使わず、ライブビューのコントラストAFにて中央のペットボトルにピントを合わせます。(拡大表示してAFで確実に『酸』にピントを合わせる) 合わせ終わったら、ライブビューは一旦終了します。

2:カメラ設定のシャッターボタンの『半押しAFレンズ駆動』を「しない」にします。(ココが肝!)

3:で、今ピントはライブビューで合わせた状態になっており、シャッターは半押ししてもAFは駆動しない状態になっていますが、ファインダーを覗きシャッターを半押ししてみます。この状態でファインダー内、左下の「合焦マーク ●」が点灯すれば、ピントは「合っている」と言う事なのでAF微調節は必要ありませんが、ボクの50mmでは合焦マークが点灯しませんでした。(^^;)つまり…カメラに「ピント合ってないよ〜」と言われてるって事です。(爆) そこで、カメラ設定の『AF微調節』画面を起動し、後ピンなので、もっとカメラ側にピントをズラしたいわけですからマイナス方向にスライダーを移動していきます。一旦「−10」まで移動し、再度ファインダーを覗き、シャッターを半押ししてみますが、まだ合焦マーク ●は点灯しません。で、今度は「−15」にし、またまたファインダーで確認…
お!合焦マーク ●がチャカチャカ点滅を始めました!!!でもまだちょっと迷っている様子なので「−17」に変更!今度はしっかり合焦マーク ●が点灯状態に!

4:ここまで来たら、カメラ設定のシャッターボタンの『半押しAFレンズ駆動』を「する」に戻し、いよいよテスト撮影です!(^^)


で…以下の画像は、そのテスト結果です。
ボクの50mmは明らかに後ピン傾向でしたので、写真は一番左のペットボトルはカットし、中央と右端のペットボトルのみ等倍切り出ししました。
(以下の画像はクリックで等倍表示になります。)

↓まずは、AF微調整「無し f1.8開放」の結果です。
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ぱっと見、左のペットボトル(つまりピント合わせに使った中央配置のペットボトルです。)にピントが合っていて、調整の必要無いじゃん!て感じですが、よく見ると「Plain Soda」の文字や、下のピンク色のロゴは、右側のペットボトル(つまり後ろ配置のペットボトルです。)の方がピンが来てるのが確認できます。(★マークも同様ですね) あらためて「おいしい炭酸水」の文字を見ると、ちょっとハロ(なのかな?)のせいでピントが甘く見えますが、文字自体はやはり右のペットボトル(つまり後ろ)のほうが文字のフチがシャープに見えます。


そこで…f2.8まで絞ってみたのが↓こちら。
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↑明らかに後ピンです。(T^T)


と言う事で、以下はAF微調整「有り f1.8開放とf2.8」の結果です。
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↑ピント位置は左のペットボトル(つまり中央に配置)に移動しました。
先ほどの、AF微調整「無し f1.8開放」と同様にハロ(なのかな?)が発生してますので、この辺りがこのレンズの開放描写の限界なのかな…と。


で、f2.8は…↓
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↑かなりイイ感じ〜!!!O(≧∇≦)O

予想以上にイイ結果が出ましたので、よく使うレンズ(ズームは除く)を全てテストしてみましたが、SIGMA70mmマクロも「-15」と、結構ピント位置がズレていました。(^^;) ところが…このマクロレンズ、購入直後のテストで後ピンだったのでシグマの工場で調整してもらったレンズなんです!!!もっとも、その時に合わせてもらったボディはD3。なのでD3での使用時は未だにジャスピンなのです!て言う事はD800のボディ側の問題?ところが、D800のボディも昨年ニコンのプロサービスにて評価レンズにて測定していただき問題無しと言われておりました。実は、その測定って今回調整した50mm f1.8Gの後ピン傾向が気になって測定してもらった結果なのです。でも、その時うっかりしてボクのレンズは持って行くの忘れちゃって…意味無し!(^^;)
D3に合わせたSIGMAマクロがD800では後ピン、でもD800のボディ側は評価レンズで測定し問題無し。て事は…ん?D3とD800でボディ側の基準値が違う?まさか…ね。(^^;)



■まとめ(笑)

ピント位置は、フォーカスポイントの違い、光源の違い、被写体との距離、絞り値など様々な条件で微妙に差があったりしますが、この調整方法なら、撮影条件や現場での即座な調整が可能なので、とても便利な方法ではないかと思います。これでボクもストレスなく低価格・高パフォーマンスの【AF-S Nikkor 50mm f1.8G】を安心して使い倒す事が出来ます!(^m^)v


う ん ! 精 神 衛 生 上 、 と て も 良 ろ し い ! \(^o^)/



以上…長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。<(__)>




Nikon D800 + AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
SONY α7 + Carl Zeiss Sonnar T FE 55mm F1.8 ZA
developed : Adobe Photoshop Lightroom Ver.5.4 Camera RAW 8.4 - 64bit

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by asdpc | 2014-05-13 22:59 | 雑記